まがつひの王
(07/08/08〜//)



凶兆の黒翼が散る
赤と闇の狭間に消えるいのち
血塗られた刻印

――この国の王であるということは――

愛も友情も誇りも己も
裏切り続けるということだ



「まるで、迎えが来たように思いました。この凶々しき玉座に」
(神使ミサハ)



蒼黒のネサラ

01:白い手はもう見えなくなった
誓約に絡められた
02:暗闇の中にたったひとりで
聖域セリノス
03:立ち上がれない
リュシオン
04:汚れた手のひら
鷹王の血
05:進むことも戻ることも、出来ずに
キルヴァス戴冠
06:棘
リアーネ
07:この手に余るほどの重荷
"親無し"ミサハ
08:怖いのに泣くことも出来ない
森の虐殺
09:光が見えないnew
枯れた楽園
10:縋りつけるものすらなく
血の誓約
11:癒されぬ渇き
無償の王冠
12:緩やかに死に向かう
国民追放
13:泣きたい、泣けない
ニアルチ
14:何もかもが僕から離れて
アイク
15:透明な破片の海
サナキ
16:腐った花の根
元老院
17:いつしか傷ついていった足
三年間
18:白と黒の世界
フェニキス売国
19:枯れてしまった声
キルヴァスの王
20:誰でもいいから、助けて
忠誠の祝詞


さあここまで読んだ君は声高に叫ぼう
「予定ですら終ってねえじゃねえか!!」
がんばって20まで進んだら
他のお題探さないとね!
今度は希望でね!


<絶望の淵の少年20題(追憶の苑)>