細く、がりがりとした指先
その奥に潜む体温


それを、手にした時

わたしは。

そして、私は




例えば吸血鬼が一生を連れ添う、血を吸う伴侶を得たような
そんな気分だったんじゃないかなと。


セフェランがいうように、力も血も因縁も、何一つ持たないサザですが
だからこそ、サザがやってくる、と。
それに気がつけないセフェランだからあんな馬鹿をやるんだと思います。 



主線:色鉛筆 着色:水彩 加工:Photoshop Elements
2007/08/13