僕が想うほど、愛してはくれぬだろうと僕が想うほど、憎んではくれぬだろうと僕の激しく深い一面を、知りもしないのだろうと
リオンはきっと、エフラムやエイリークが言葉に表しても、信じなかったんじゃないかと思いますよ。そして実際、彼の思うほどの激情を、ルネス双子は抱いてなかったんじゃないかと思います。もっと、家族のような近さで愛していたのではないかと。愛、愛、ってよく書くなあ。愛は広いけど恋は狭いと思っています。